夏の交通安全県民運動出発式

2020年7月10日

今日は早朝より、県庁において「2020年夏の交通安全県民運動出発式が開催され、議長として議会を代表してご挨拶をするという初めての公務に臨みました。少し雨模様だったため議事堂の玄関において、愛知県知事、愛知県警察署長、議長の私、タレントで書道家の矢野きよ実さん、愛知県警パトロール隊、あゆみの皆様、県職員の方々が参加され出発式が行われました。

 

昨年は、本県における交通事故死者数が大幅に減少し、17年ぶりに全国ワースト1位を返上できたのですが、今年の現在の交通事故死者数は昨年の同時期に比べて増加しており、今のところワースト1位になってしまっているのです。とくにコロナの関係で、自転車を使って通勤する人が増え、それが事故増加につながってしまっているようです。

 

最初に大村知事、警察署長、議長(私)の挨拶の後、大村知事と矢野きよ実さんとのトークショーがあり、愛知県警「あゆみ」の皆様の寸劇の紹介へとつながっていきました。寸劇では中年の男性がヘルメットなしで自転車で登場、それを婦警の方が注意をする、という物語でした。ヘルメットをかぶっていないと事故が起きた時の死亡率が高いのです。迫真の演技に皆様から大きな拍手が送られました。

 

これから本格的なレジャーシーズンとなり、自動車を運転する機会が増え、長時間の運転により疲れや暑さからドライバーの集中力も低下します。交通事故防止のためには、一人ひとりの交通安全に対する意識を高めることが必要です。最後に参加者全員で、「交通安全!」「ルールを守ろう!」と矢野きよ実さんの掛け声に合わせて、手拍子や発声でこぶしを挙げて盛り上げました。